このたびは、丸朝園芸農業協同組合のホームページにアクセスいただき、誠に有難うございます。
丸朝園芸農業協同組合は全国でも数少ない農産物の出荷・販売専門の農業協同組合として昭和39年に発足しました。
以来、安全・安心で美味しい農産物を消費者にお届けすることを理念にかかげ、組合員一丸となって生産技術の革新と向上に取り組んで参りました。誕生から50年以上経過した中で、生産される作物もその時代時代に即したものとなり、さといもなどの土物から徐々に果菜類に移行し、現在の主力品目は、西瓜・人参・トマト・南瓜となっています。
また、野菜の専門農協として歴史を刻んできた、丸朝園芸農業協同組合も、平成4年千葉県の新産地育成事業の後押しを受け、新しく花卉の導入を図りました。以来、野菜で培った独自の生産技術を活かし、花卉生産は目覚しい発展を遂げ、部員数50名を超えるまでとなりました。
一方、主力の野菜についても、平成10年には、省力化と将来の規模拡大を見据えた、人参とトマトの大型選果場を建設し、体制強化に努めてまいりました。
今後は、安全安心はもとより、主力品目である西瓜の糖度向上や人参の栄養価向上など、さらなる丸朝ブランドの確立に取り組んで参ります。
このホームページをきっかけにより多くの皆様に丸朝園芸農業協同組合を知っていただくことが出来たら幸いに存じます。
名 称 | 丸朝園芸農業協同組合 |
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所在地 |
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構 成 | 成田市・富里市・芝山町・山武市・横芝光町・八街市・多古町・匝瑳市・千葉市 |
販売高 | 26.7億円(販売高ベスト5・・・・・秋冬人参・西瓜・花・トマト・春人参) |
購買高 | 8.5億円 |
組合員数 | 399人 |
組合長 | 松本 康浩 |
役 員 | 11名(常勤理事2名・非常勤理事6名・非常勤監事3名) |
職 員 | 27名(一般職員24名 臨時職員3名) |
※令和4年度 第37回通常総会(令和4年3月29日)資料より一部抜粋
昭和24年当時、この地方の作物は米・麦が中心で、その販売は総合農協へ委託し、イモ類・落花生等は業者任せの販売をしていました。 シベリアから復員直後の手島正爾氏(組合創立者・初代組合長)が、里芋やさつま芋が仲買業者に買い叩かれている現状を憂い、数人の有志と共に東京市場に共同出荷を試みた結果、想像以上の成果を得たのがこの組合の出発点です。
翌25年には、任意組合の『丸朝組合』を結成。逐次同志を拡大すると共に、野菜の種類・生産量を増やしていきました。 昭和26年に27名であった同士も、昭和39年には、芝山町を中心に、近隣一市五町にわたり、700名を超える組織に発展しました。その為、対外的な信用保持と運営の健全化のため、組合の法人化をはかり『丸朝園芸農業協同組合』が誕生し、今日に至ります。
誕生から50年以上経過した中で、生産される作物もその時代時代に即したものとなり、土物から徐々に果菜類に移行し、現在の主力品目は、西瓜・人参・トマト・南瓜となっています。
更に、変化が生じたのが平成4年で、それまで野菜の専門農協として歴史を刻んできましたが、千葉県の新産地育成事業の後押しを受けるに至り、新しく花卉の振興が図られました。以来、野菜で培った独自の販売戦略・生産力を盾に、花卉生産は目覚しい発展を遂げ、部員数50名を超えるまでとなりました。
平成10年には、省力化と将来の規模拡大を見据えた、人参・トマトの大型選果場を建設。組合員と、消費者の負託に応えるべく、体制強化に努めていきました。
安全安心はもとより、西瓜の糖度向上・人参の栄養価向上・均一な品質 等 丸朝ブランド確立に、万難を排し取り組んでいくことが組合の方針です。
これより先、六市三町(成田市・富里市・芝山町・山武市・横芝光町・八街市・多古町・匝瑳市・千葉市)の同士と共に、先人が築き上げた栄光の歴史を汚すことなく『明日』に向けて邁進してまいります。
昭和25年 | ・手島正爾氏が同士と共に近隣へ呼びかけ申合せの丸朝組合を組織 |
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昭和31年 | ・千葉県知事より食用甘藷の出荷について表彰を受ける ・東京都中央卸市場、神田市場成果物取引委員会より、里芋の出荷について表彰を受ける |
昭和33年 | ・千葉県知事より再度青果物共同出荷の実績優秀の故を以って表彰を受ける ・支部数16、組合員548名 ・千葉県知事賞杯を始め、各市場より賞杯等多数授与 ・全国各産地に先駆け「メートル法」の完全実施を行う。 |
昭和36年 | ・支部数24、組合員740名(正組合員、準組合員)となる |
昭和42年 | ・京浜地区青果物指定荷受機関より、指定市場の実績に寄与した功績により、感謝状を受ける |
昭和43年 | ・支部数37、組合員1,061名(正組合員、準組合員)となる ・昭和42年度売上、約6億円、単位品目「西瓜」のみにて2億5千3百万円 |
昭和44年 | ・生産の増大に伴って販路拡大を計り、 静岡県内の主要都市浜松、静岡、清水、沼津、等の各市)の市場 尼崎、神戸市の中央卸売市場等を指定市場として取引開始 |
昭和48年 | ・支部数46、組合員1,212名(正組合員、準組合員)、役員23名、職員34名 |
昭和50年 | ・朝日農業賞受賞(朝日新聞社主催)同社社長より直接授与 |
昭和51年 | ・朝日農業賞受賞の功績は県下に与える影響大きく、抜群であると、川上千葉県知事より表彰を受ける |
昭和58年 | ・手島組合長、勲五等瑞宝章叙勲 |
昭和60年 | ・創立35周年記念式典を挙行 |
平成元年 | ・手島組合長勇退。真行寺和夫新組合長誕生 |
平成4年 | ・県の新産地育成事業により新たに花き振興を図る |
平成10年 | ・人参・トマトの選果場「BigSun」建設。(総工費13億円) |
平成11年 | ・総売上57億円突破。花き類7年目にして8億円の売上達成 |
平成13年 | ・真行寺組合長勇退。冨澤正新組合長・浅沼清新専務誕生 |
平成16年 | ・冨澤正組合長勇退。浅沼清新組合長誕生。渡辺美基新専務誕生 |
平成17年 | ・花の出荷場『花童夢』を建設 |
平成19年 | ・直売所『さわやか丸朝』を建設 |
平成19年 | ・第16回花の国づくり共励会花き技術・経営コンクールで農林水産大臣賞を受賞 ・浅沼清組合長勇退。渡辺美基組合長誕生。松本邦夫新専務誕生 ・直売所『さわやか丸朝』建設 |
平成20年 | ・NHK『ふるさと一番』にて、花き部紹介される |
平成22年 | ・松本邦夫専務勇退。佐瀬啓一新専務誕生 |
平成25年 | ・渡邊美基組合長・佐瀬啓一専務勇退。木内英夫新組合長・松本康浩新専務誕生 |
令和4年 | ・木内英夫組合長勇退。松本康浩新組合長・遠藤勝男新専務誕生 |
丸朝園芸農業協同組合では、安心・安全な作物の生産に対して、農薬の使用基準の徹底を図るため、防除日誌の作成を全品目に義務付け・その判断と情報公開・より良い栽培方法を行うため、平成16年に防除日誌検索システムの導入を始めました。
主力の西瓜については、近年担い手不足並びに高齢化の影響・一部連作障害など栽培面積が年々減少されている状況の中、消費者に喜ばれる美味しい西瓜が求められている現在、当組合については面積に応じてのセット肥料で栽培を行い共選・共販体制で出荷を行っております。
平成14年、県内初の非破壊糖度測定器(光センサー)を導入し、西瓜の検査体制強化にも力を入れております。平成10年には省力化と将来の規模拡大を見据えた人参・トマトの大型選果場(BIG SUN)を建設、平成17年には花卉出荷施設(フラワードーム)を建設、組合員と消費者の負託に応えるべく体制強化に努めております。
安心・安全はもとより、西瓜の糖度向上・健康な土づくり・栄養価の向上・均一な品質等ブランド確立には万難を排し、全員で力を合わせて取り組むことが組合の基本です。